1か月ショウガを食べ続けるとどうどうなる?

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古くは奈良時代から日本で親しまれ、薬味や紅ショウガ、寿司のガリとしておなじみのショウガですが、その多彩な効能について詳しい方は少ないでしょう。何気なく体には良さそうと漠然と食べられることがおおいショウガですが、想像の通り様々な効果をもたらします。もちろん体に良いことばかりであれば何も問題ありませんが、自然界に存在するものでそのようなものは少ないはずです。ここではショウガの歴史と効能を説明し、食べ続けた場合にどうなるか、その良い面と悪い面をご紹介します。

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ショウガの歴史

ショウガはインド発祥とされていて、当時は香辛料の1つとして流通していたようです。そして中国やインドなどでは医薬品として用いられていたそうで、食用の調味料として普及しだしたのは中世以降だそうです。日本へは中国から渡ってきて、日本で最初のスパイス、はじかみとして知られるようになりました。海外では様々な料理に使われるようになり、中国料理ではネギ、ショウガ、ニンニクとして3種の神器とまでされていました。また、漢方として多用もされていたようで、東洋の医師の間では、生のショウガは腹痛、腰痛、下痢に用いられていました。

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取り方によって異なる薬効

ひとえにショウガと言っても、実はその取り方によって効果が変わってくるそうです。ショウガの生の根茎を取った場合、胃や、鼻づまり、咳、解熱や吐き気を止める効果があります。そして、その根を蒸してから乾燥させた乾姜を取った場合は、風邪や腹痛、腰痛、下痢、冷え性に効果があります。

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辛みの成分と栄養素

ショウガの辛みは含まれている「ジンゲロール」という物質が由来で、この物質には殺菌効果、保温効果、乗り物酔いの予防、抗酸化作用、消化促進作用、食欲増進作用があります。そして含まれている主な栄養素としては、カリウム、亜鉛、銅、マグネシウム、食物繊維が含まれ、特に200種類以上に及ぶとされている香り成分は肉や魚の臭みと結合するため、臭いけしの働きをするそうです。

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